多くの方が新幹線のチケットを緑の窓口で購入されていますが、緑の窓口はすべての駅に設置されているわけではありません。
この記事では、緑の窓口が設置されている駅の見つけ方と利用時間について説明します。
緑の窓口とは?
緑の窓口は、JRの駅で利用できるチケットカウンターです。ここでは以下のチケットを取り扱っています。
新幹線や特急列車の乗車券
定期券、ICOCAの定期券
新幹線の定期券(FREX、FREXパル)
指定席の予約や変更
事前に予約したチケットの受け取り
JR高速バスやツアーバスの予約と変更
駅員が常駐しているため、質問がある場合は気軽に相談が可能です。
緑の窓口の営業時間は統一されていない
緑の窓口の営業時間は駅によって異なります。時にはオンラインでの検索が面倒になることもあります。
そこで、この記事には各路線の緑の窓口の営業時間を調べるためのリンクを提供しています。
緑の窓口の営業時間を調べる方法
JR東日本
JR東日本の公式サイトには緑の窓口の情報が掲載されています。
例えば、サイト上で「吾妻線」を選択すれば、その路線にある緑の窓口の設置駅が表示されます。選んだ駅の情報が提供され、時刻表の確認も可能です。
JR西日本
新型コロナウィルスの影響で利用客が減少し、緑の窓口の営業時間も変更されました。
JR西日本の公式サイトから、具体的な営業時間を確認することができます。
ただし、JR西日本は現在、340箇所の緑の窓口を段階的に減らしており、将来的には自動発券機やオンラインでの発券を主体に移行する予定です。
JR東海
JR東海では、「みどりの窓口」という名称を廃止し、「きっぷうりば」という新しい名前でサービスを統一しています。
営業時間は以前の「みどりの窓口」のものと変わりません。
JR東海のチケットカウンターの営業時間は、JR東海の公式サイトで簡単に確認できます。
JR北海道
JR北海道の公式サイトでは、チケットカウンターの営業時間と連絡先を一覧表で明確に示しており、情報が非常にわかりやすくなっています。
JR四国
JR四国の公式サイトもJR北海道と同様に、チケットカウンターの一覧を提供しています。
予約済みのチケットを受け取れる駅が表示されています。
また、駐車場、レンタカー、コインロッカー、駅の売店についての詳細情報も提供されており、旅行者には非常に便利です。
JR九州
JR九州の公式サイトでは、オンラインで予約した後のチケット受取駅を確認することができます。
地域別に情報が整理されており、特定の地方を選ぶと、その地域のチケットカウンターの営業時間が表示されます。
みどりの窓口についての豆知識
空いている時間帯
平日の月曜日から金曜日にかけては一日中比較的空いていますが、午前10時から11時、及び午後5時から7時には多少の待ち時間が発生することがあります。
しかし、週末や祝日に比べれば待ち時間は少ないです。
混雑する時間帯
週末や祝日は新幹線の利用者が増え、特に混雑します。
土曜日の午前や日曜日の午後1時から4時、連休の始まりと終わりの時間帯は特に混雑し、最大で約15分の待ち時間が発生することがあります。
混雑を避けるには、みどりの自動券売機を利用して新幹線や特急券を購入すると良いでしょう。
週末でも比較的空いていることが多く、操作に不安がある場合は、近くにいるスタッフに尋ねると良いでしょう。
みどりの窓口が閉まっている時は?
みどりの窓口が閉まっている時間でも、駅内に設置されているみどりの券売機を利用してチケットを購入できます。
どの駅に券売機があるかは、オンラインサービス「えきねっと」で確認可能です。
通常、みどりの券売機は朝5時から夜11時30分まで使用できますが、駅によってはこの時間より短いことがあります。
始発での出発前にチケットは購入できるか?
「えきねっと」を利用すると、始発の時間に券売機や窓口でチケットを購入できない場合があることが確認できます。
始発を利用する際には、前日にチケットを用意しておくことで、安心して旅行を楽しめます。
みどりの窓口の今後について
この記事では、みどりの窓口の営業時間とその利用方法について詳しく解説しています。
駅ごとに営業時間が異なるため、利用前には必ず確認することが重要です。
新型コロナウイルスの影響で利用者数が減少しているため、将来的にはみどりの窓口の数が減少する可能性があります。
このため、インターネットでの事前申し込みや、みどりの券売機を使ったチケット購入が一般的になる見込みです。
みどりの窓口を利用する際、本記事が参考になれば嬉しいです。